気候
青島は北温帯モンスーン区域にあり、温帯モンスーン気候に属し、海洋性気候の特徴が著しい。湿潤で暖かく、四季がはっきりしている。春は気温の上昇が内陸部より1カ月遅く、夏は湿度が高くて暑く、雨が多いが、酷暑にはならない。秋は空が高く、さわやかで、降水が少ない冬は風が強く気温が低く、冬がやや長く続く。毎年7、8、9月が青島観光のベストシーズン。
交通
青島市には空路、陸路、海路の立体的な交通ネットワークが形成されている。現在、東京、大阪、福岡、ソウル、釜山(プサン)、大邱(デグ)、パリ、シンガポール、バンコク、ヨーロッパ7カ国に直行する国際線と香港、澳門特別行政区に通じる直行便が開通し、北京、上海、香港、東京、ソウルなど五大国際交通センターを通じて世界の主要都市とつながり、週に約200便が開通している。北京、上海、広州など約50の主要都市に通じる国内線も開通し、週に800便余りある。青島市流亭空港は青島市の北部に位置し、市街区から32キロ離れている。
青島から鉄道を利用すれば中国の各大・中都市に行ける。道路の旅客輸送も山東省全体をカバーしており、現在、青島市では済青、胶州湾、西流など9本の高速道路が完成し、その総距離は500キロ余りに達している。現在、青島市の高速道路の本数、距離数、密度などの指標はいずれも中国の同じ種類の都市でトップを占めている。
青島の市内交通も非常に発達しており、130本以上の公共交通路線があり、3200台余りのバスが走り、公共交通は中国で一流のレベルと言ってよく、先進的な交通施設が内外観光客のために便宜を図っている。
グルメ
青島は海浜の風光が美しいだけでなく、料理がおいしく、特に海鮮料理が有名である。青島料理は主に、厳選された海産物(ナマコ、ホタテ貝、アワビ、ホラガイ、クルマエビ、タイなど)を素材として、あっさりした味に仕上げるというすぐれた調理法で、新鮮で柔らかく、色と造形に工夫が凝らされている。
ショッピング
青島は中国沿海地区の重要な観光都市であり、遊覧のほか、さまざまな特産物のショッピングが楽しめる。青島の特産物は数多く、海産物の乾物、青島ビール、貝彫り細工、嶗山ミネラルウォーター、嶗山緑茶、竹葉茶、嶗山緑石、醉腐乳、即墨老酒、大沢山ブドウなどが内外観光客には大人気。
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