北京什刹海の南官房胡同39号にある朱宝華さんの家が27日、五輪期間中に観光客を受け入れるホームステイ家庭「奥運人家(五輪の家)」の1件目としてオープンし、海外からの観光客が大勢訪れた。朱さんら家族は解説員となって、ひっきりなしに訪れる国内外の観光客のために、自宅の「四合院(北京の伝統様式の民家)」の歴史を解説した。1件目の「奥運人家」と紹介されてからというもの、朱さんの家には国内外各地から観光客が詰め寄せ、その数は急増、朱さんの親戚も手伝いに駆けつけた。現在家で働くスタッフは十数人、うち3人は英語が話せる。五輪期間中、この3人は自分の仕事を休み、ここでゲストのために働く予定だ。
五輪期間中、北京には約50万人の海外の観光客が訪れると見られている。彼らは星つきのホテルに泊まることも出来るが、観光部門によって認定されたこれら598カ所の「奥運人家」に泊まることも可能だ。(編集SN)
写真(1):新郎と新婦に変装し、中国式の結婚式を体験する海外の観光客。
写真(2):古くて趣のある家具が並べられた室内。観光客の撮影スポットとなった。
「人民網日本語版」2008年7月29日
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