明城壁遺跡公園は北京市の中心部に位置し、東は東便門の角楼、西は崇文門まで延びる城壁は約1.5キロメートル、かつては北京内城の城垣の一部だった。明の永楽17年(1419年)に建設された当初は、全長約40キロメートル、高さ約11メートル、城壁上の幅約15メートル、城壁土台の幅約18メートルだった。しかし、50~60年代にその大部分が取り壊され、今では現存するのは2カ所だけとなった。公園内にある全国重点文化財保護単位に指定されている北京城・東南角楼は明・清時代に北京内城の東南角に設けられた「やぐら」だ。全国で唯一現存する最大規模の城垣角楼で、500年以上の歴史を誇る。
「人民網日本語版」2008年7月9日
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