各方面より注目を集めていた新「中国語メニュー英文翻訳法」(以下略称「翻訳法」)が出版され1カ月近くが経とうとする現在、北京市内のホテル・レストランでの新メニュー実施状況はいかがなものか?7日、北京市観光局飯店処の周樹琦処長が明らかにしたところによると、現在北京市内の800軒以上の格付けホテル・レストランにおいて、新メニューが既に採用されている。記者が実際にレストランを訪れると、多くのレストランが既に新しい英文メニューを用意しているものの、外国人観光客に対し、未だ「口頭での翻訳」しか対応できないレストランも存在する。「北京日報」が伝えた。
「中国語メニュー英文翻訳法」は、中国で一般的な2千あまりの料理、スナック、デザート、酒類について、英文対訳が集約されている。本「翻訳法」は市内各ホテル・レストランに採用が推奨されているものの、強制はされていない。
周処長は、6月12日に五輪観光客受け入れホテルが新「翻訳法」を入手以降、各ホテルは非常に積極的に対応に取り組んでおり、現在までに新「翻訳法」を採用した市内ホテル・レストラン数は既に800軒を超えていると語っている。市内の一つ星、二つ星ホテルはすべて新メニューを採用、さらに格付けレストラン110軒以上、三つ星以上のホテルも新メニューを採用しており、総数8百軒を突破。左記の数字には、北京飯店、グロリアプラザホテルなど、五輪特約ホテル119軒すべてが含まれるという。
「人民網日本語版」2008年7月8日 |