灌腸は明朝の頃から流行し始め、北京の街中には、これを担いで売って歩く商人たちがたくさんいた。
現在よく見かける灌腸は、澱粉に紅曲という麹と豆腐カスを加えて練り、腸詰めのような形にして蒸してから薄くスライスし、油で揚げ、つぶしたニンニクに塩を加えたタレをかけて食べる。外はパリッと、中は柔らかく餅のような歯ごたえ。北京特色料理を出すレストランや、縁日、夜店などで食べることが出来る。
※豊年灌腸店:東四隆福寺街168号。北京で唯一残っている「灌腸」と名付けられた店だ。(編集WM)
「人民網日本語版」2008年7月2日 |