現地の観光管理局は25日、震災後、都江堰を訪れた観光客は25日夕方までに10万人を超え、現在の観光客数は1日当たり平均約1万人にのぼることを明らかにした。これは前年の同時期とほぼ同じ数にあたり、今週に入ってからほぼ震災前の状況に回復したという。「成都日報」が伝えた。
成都市の関係部門はこのほど、10のオススメ観光コースを発表。オススメコースとして、▽「おしゃれな都市の旅」に、中心繁華街の春熙路、錦綉工房、昔ながらの街並みが楽しめる「寛窄巷子」、ナイトライフを楽しむ玉林生活広場など ▽「グルメな旅」に、一品天下美食街区や寛窄巷子、琴台路など ▽「古都を巡る旅」に、洛帯、平楽、黄竜渓、安仁古鎮 ▽「バンダの故郷を巡る旅」に、パンダ基地やパンダ生態園、碧峰峡、宝興 ▽「古代蜀文化を巡る旅」に、古代蜀文明の息づく三星堆、金沙、武侯祠、望叢祠などの観光地 ▽「観光名所を巡る旅」に、峨眉山や楽山大仏、成都市内の観光地 ▽「のんびり旅」に、寛窄巷子や錦里、金沙遺跡、パンダ基地など――を紹介している。(編集KA)
写真(1):営業を再開した都江堰の南橋に立ち並ぶバー。
写真(2):九寨溝の景観スポット。九寨溝は地震による被害からまぬがれた。道路の復旧に伴い、24日から成都と九寨溝を結ぶ観光バスが再開した。
「人民網日本語版」2008年6月26日
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