四川省ブン川地震・観光業再建計画指導チーム第1回会議が4日、成都で行われた。国家観光局の邵琪偉局長および四川省政府の崔広義副秘書長は、被害を受けた九寨溝などの観光地を迅速に修復し早期に再開放するつもりだ、と述べている。
崔副秘書長は、「この度の大地震により四川省観光業は大きな打撃となったが、省内のほとんどの観光地や観光ルートは基本的に問題なく、世界遺産のうち都江堰およびパンダ保護区が損壊したものの、九寨溝、黄竜、峨眉山、楽山大仏などの世界レベルの観光スポットは基本的に被害を受けていない。震災後の観光業の復興計画において、四川省の安全な観光ルートを迅速に起動および回復させ、峨眉山、楽山大仏、九寨溝、黄竜および東部、南部の安全な区域の観光市場を開放していく」と述べている。
また、崔副秘書長によると、九寨溝へつながる道路は今のところ修復中だが、飛行機で九寨溝に往復し観光すればすでに何の問題もない。(編集WM)
「人民網日本語版」2008年6月5日 |