中国臥竜ジャイアントパンダ研究センターの最新報告によると、保護区で飼育していたパンダ3頭がなお行方不明のままであることがわかった。「団団」「円円」を含む他のパンダの状況はほぼ安定し、簡単に修復した小屋でまとめて飼育を行っているものの、スペースにゆとりがない状態だ。
国家林業局は18日、今回の地震により臥竜自然保護区管理局で5人が死亡、パンダの飼育小屋30棟のうち、14棟が全壊、18棟が大きく損壊するなど建物の損壊が著しいことを発表した。同基地では現在、63頭のパンダを飼育している。地震発生当時、6頭が行方不明となったが、職員が山の中から3頭を助け出した。残る3頭の行方は依然わかっていないという。(編集KA)
写真(1):地震発生後、安全な場所に移した幼いパンダを飼育する職員
写真(2):安全な場所で食事を取る子パンダ
「人民網日本語版」2008年5月21日 |