全国假日弁公室によると、全国119カ所の観光地には2日午後6時までに前日よりも24%増の観光客368万3100人が訪れた。今回の連休では中・短距離路線が非常に人気で、家族や友人を連れた小グループでの旅行が大幅に増え、自動車で出かけるのが主要な旅行スタイルとなった。例年に比べると、メーデー連休の短縮により、長距離路線の旅行客は大幅に減少し、大・中都市や周辺の観光地など中・短距離路線を選ぶ旅客が増えている。そのため、各地では一般的に中・短距離路線を対象とした新商品を宣伝して連休中の旅行市場を豊富にした。
メーデー連休の初日、鉄道利用客数は585万9千人に上り、前年同期に比べ61万2千人増加した。この数は今年の春節(旧正月)前後の特別運行体制「春運」のピークをも上回り、1日の鉄道利用客数は過去最高となった。鉄道部の担当者によると、「メーデー連休中、全線で高速列車を194組にまで増便した。大・中都市や重点観光地を往来する快速で乗り心地のよい高速列車は多くの利用者の旅行や帰省の交通面でのニーズを十分に満たした」と紹介する。(編集KA)
「人民網日本語版」2008年5月3日 |