全国政治協商会議の委員で、国家観光局の張希欽・副局長は4日、取材に対し、話題を呼んでいる中国人の観光団体ツアーの米国の解禁については、今も具体的な話し合いが続いており、早ければ6月には、第一陣となるツアー客がアメリカ行きのチケットを手にすることができるだろう、と述べた。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
張・副局長によると、中国が世界貿易機関(WTO)に加盟後、多くの国が、中国人の観光先になっている。世界ですでに90カ国以上が、中国人の観光団体ツアーを解禁している。米国商務省との話し合いにおいて、中国は自発的に、米国は中国人の海外旅行先になることを述べ、中国人の観光団体ツアーについて、双方は覚書を交わし、今は具体的な問題について話し合いが続けれている。
張・副局長によると、中国人の米国旅行が正式に解禁されれば、ビザ等の手続きは簡潔化されるだろう。また、団体ビザの実現も見込まれている。(編集WM)
「人民網日本語版」2008年3月5日 |