国務院常務会議はこのほど審議と原則によって、新たな法定祝日案を許可した。来年から「五一」ゴールデンウイークは廃止されることになった。8日明らかになったところによると、休日案調整後初の春節ゴールデンウイークに旅行ラッシュとなるかどうか、そして来年の休日と合わせた3日間の休暇に対し、上海の旅行会社は、すでにツアー案を調整し始めた。来年の観光の新しい構造を応対するためである。同時に、現在の上海の多くの旅行社は、春節期間の海外旅行の申し込みは満員となってきた。
「昔は春節になると家族とみんな揃い、『五一』の暖かい季節に旅行に行くのだが、今は『十一』に集中する恐れがあるから、春節に観光旅行に行くしかない」と、新休暇案が原則的に許可されたことを知った市民の張さんは、2008年春節の外出計画を準備し始めた。長期休暇に、東南アジアの島へ観光に行くつもりという。
張さんと同じ考えの人は少なくない。旅行社の調査によると、旅行社は来年の春節の海外ツアーの申し込みは既にスタートさせた。オーストラリア、ニュージーランドツアーは値段が大幅に上がるが、やはり供給は需要に追いつかない。多くの旅行社の日本、インドネシア・バリ島などのツアーの申し込み情況は、すべて昨年と同じ時期より良く、2008年春節の海外旅行の人数は今年より多いと予測されている。
新たな休暇案に対して、青年旅行社、上航暇期、春秋などの旅行社の関係者は、「五一」ゴールデンウイークの廃止は「十一」、春節ゴールデンウイークの旅行関連業務に圧力を与える可能性があり、同時に、海外旅行にある程度の影響を与えると見ている。来年から増える清明、端午節などの短い休暇に対して、旅行社は多様化した案を作り、分散式の休暇方式にするという。例えば、より多くの短距離レジャーを作り、フリーツアーを主とし、団体旅行の頻度を多くするなどである。そのほか。旅行社は清明、端午、中秋節などの伝統的行事について、民俗文化と合わせ、場所に適した方法によって、観光民俗祭活動を行うという。
「東方ネット」2007年12月10日 |