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名所旧跡  
北京の四合院--和敬公主府

 
 
 

張自忠路(もとの鉄獅子胡同)7号にある。乾隆帝の三女である和敬公主(王女)と夫が賜った邸宅である。和敬公主は孝賢皇后の子で、乾隆十二年(1747)、蒙古科爾沁部の輔国公である色布騰巴爾珠爾に嫁いだ。色布騰巴爾珠爾は達汗親王の孫で、和碩親王の爵位に封じられたことがある。光緒年間、ここは後の輔国公である那図蘇の居となったことから、那公府とも呼ばれた。『順天府志』には「那公邸宅は鉄獅子胡同にある。科爾沁親王である色布騰巴爾珠爾、尚高宗の三女である和敬公主が賜った邸宅はここにあり、那公はその後の人なり」と記されている。和敬公主は公主のなかで地位の最も高い固倫公主で、その邸宅の等級は新王と同じだが、実際には建築の等級は親王府よりも一級下回っている。

「北京週報日本語版」2007年12月5日

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