北京の大型旅行社各社によると、中国各地の観光地では10月中下旬から閑散期に入り、入場料をシーズンオフの割引価格に設定するなどして観光客数の維持を図っている。一部の観光地では入場料が半額まで割引かれており、経済的な旅行を楽しみたい旅行者にとっては朗報だ。「北京娯楽信報」が伝えた。
新疆維吾爾(ウイグル)自治区の天山天池風景区では入園料が10月1日からすでに割り引かれて90元、青海省青海湖の151景区・鳥島景区・沙島景区では半額のそれぞれ50元・60元・35元、四川省九寨溝では観光繁忙期の半額よりさらに安い入園料80元・園内観覧バス80元と、それぞれ割引価格が設定されている。また、北京市の故宮博物館や頤和園など観光スポットでも11月1日よりシーズンオフの割引入園料を売り出す予定。
業界関係者の話によると、国慶節連休後からクリスマス前までは旅行市場の閑散期。この時期には観光地の入園料が割引されるだけではなく、飛行機チケットやホテル料金なども大幅な割引がされるという。(編集MA)
「人民網日本語版」2007年10月25日 |