北京でこのほど開催された「人文五輪(ヒューマニズム)と『中華老字号(老舗)』」伝統文化シンポジウムによると、600年以上の歴史を持つ伝統的な商店街である前門大街を整備・改修し、通り800メートル以上にわたって1920~30年代の建築様式を復元する。全聚德、便宜坊、月盛斎、都一処といった中国の伝統文化を代表する数十の老舗が前門大街に集まることになる。「市場報」が伝えた。
商業面積は8万平方メートル以上、レストランや小売、サービスを主体とする300店舗以上が集まる。
前門大街は古都・北京で元、明、清、中華民国から現代まで続く長い歴史を持つ地域で、北京の紫禁城、天安門、前門をつなぐ中軸線上に位置し、歴史的には「天街」や「金街」と呼ばれてきた。前門大街の改造は多くの専門家や学者によって32回にわたってプランが評議、論証、修正され、崇文区政府が3億元を投じて改修した。前門大街は北京で最大かつ最も特色ある歩行者天国となる。
「人民網日本語版」2007年9月25日 |