北京の出入国検査部門は29日、公安部の決定により、9月1日から外国人の出入国手続きを一部簡素化すると発表した。24時間以内に同じ空港から出入りし、かつ空港の出入国ゲートから外へ出ない旅行客については、「出入境登記カード」の記入を免除する。「北京日報」が伝えた。
簡素化の対象となるのは、国際線から国際線へ乗り継ぐ旅客。首都空港を例にすると、乗り継ぎチケットを手配済みで、出入国ゲートから出ない旅客は、ターミナルビル3階から直接出国待合ロビーに移動できる。ゲートから出る人、チケットの手配が必要な人、預け荷物などの手続きが必要な人、24時間以内に国内の他の空港から出国する人などは、従来のルール通りとなる。
「人民網日本語版」2007年8月30日 |