秋の観光シーズンが間近に迫るにつれて、観光業界はさらなる理性的な競争の方式を探りはじめ、次々と「グループ購入」や「観光連盟」などの措置を打ち出し、観光市場の開拓に力を入れている。
このほど閉幕した第三回東北四都市市長サミットで、長春、大連、ハルビン及び瀋陽などの四都市はともに『観光の戦略的協力の強化に関する枠組み取り決め』に調印し、向こう3年間に、バリアフリーの東北観光地域を構築し、ともに「魅力に富む東北」観光ツアーを推し進めることになっている。四都市は観光連合会議制度を打ち出し、観光の協力における大きな問題を解決し、観光のPR、プロモーション及びルートの決定などの面で共同で努力することになっている。
四都市の観光連盟の構築は、資源の統合、観光客の満足度が高い観光ルートの策定、観光客との紛争の解決などの面で、積極的に役立つことになろう、と長春文化旅行社の武芳副総経理は語っている。
四都市の政府間の協力のほか、各観光機構も協力を始め、観光客により多くのメリットをもたらすことを目指している。
「チャイナネット」2007年8月29日 |