敦煌の莫高窟の入場に、インターネット予約制度を取り入れてから、今ではネットを通して参観予約をする人が観光客総数の7割以上を占めるようになった。
敦煌研究院接待部の李萍主任の話では、参観の時間帯を合理的に調整しバランスをとったことにより、洞窟内部の負担が軽減し、無秩序な参観で文化財を必要以上に痛めることがなくなったとのことだ。
2005年7月に予約参観制度を始めてから、同所の参観人数は年々少しずつ増えているものの、観光客の受け入れ態勢も強化されている。年間に受け入れる観光客の数は2004年の45万人から2006年には55万人にまでなった。
「人民網日本語版」2007年8月27日 |