香港観光発展局の田北俊主席は20日、ラジオ番組に出演し、香港を訪れる観光客数が年初から8月15日までに前年同期比8.3%増ののべ1680万人に達したことを明らかにした。このうち、大陸部からの観光客は同8.4%増ののべ900万人余りだった。田主席は当初の通年目標であるのべ2640万人を達成できると確信していると指摘した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
香港メディアによると、夏休み期間中、多くの大陸部の観光客が香港を観光に訪れ、8月の第1潤オ2週には前年同期比22%増ののべ80万人を数えた。
田主席は、同局の来年の重点業務は、香港で行われる北京五輪の馬術競技を対外的に宣伝することだと指摘。これまでの経験から言って、多くの観光客は五輪競技の開催都市ではホテルの予約が取れなかったり、交通が混雑することを心配するが、馬術競技開催中の香港には十分なホテルと関連設備があるとして、観光客の減少を招かないようにしていく方針を示した。
「人民網日本語版」2007年8月21日 |