2008年北京五輪まであと1年。国家旅游局の五輪観光キャンペーン第2弾がこのほど始動した。今回は「エコロジー」を前面に打ち出しており、エコ観光の紹介や施設サービスの質的向上などをめざす。
国家旅游局の邵琪偉局長は「08年北京五輪を成功させるため、旅游局は北京五輪組織委員会の省エネ・環境保護の要求に基づき、エコロジーを意識しながらホテルや観光地、遊覧船、トイレ、駐車場などの施設を整備することにしている。また、徒歩や自転車による観光、農業観光、エコ観光、海浜観光、森林観光など、自然と調和のとれた観光を積極的に提案していく。観光客に対しては環境保護への意識を高めてもらうため、観光中はタバコを控える、ゴミを捨てない。環境を損なう包装物は使わない、洗剤の使用を減らすなどの指導を行っていく」と語った。
また、ガイドや施設関係者のサービス向上にも力を入れる計画。ガイドや外国語の研修、マナー向上キャンペーン活動を行うほか、五輪開催100日前には全業界を対象にサービス訓練活動を行う予定だ。
「北京週報日本語版」2007年8月13日 |