(一)概況
貴州省は中国南西部の雲南・貴州高原の北東部に位置し、山が多い省であり、省都は貴陽市。貴陽市の飲食は香り、辛さを特色とし、同時に地元の特産物を組み合わせたもので、それなりの特色がある。例えば、さまざまなゲテモノや山菜などは唐辛子の香りがし、酸味をメインとし、ベースト状のものをちょっとつけることを特色としている。
(二)特色のあるグルメ
名物地方料理 酸湯魚、精辣脆皮魚、魔芋鍋粑炒肉絲、天麻鴛鴦鴿、宮保鱔魚、道真灰豆腐、独山塩酸菜など。
精辣脆皮魚
貴州省の伝統名物料理の一つで、貴陽出身の人々はいつもこの料理でお客様をもてなしている。できあがった料理は赤くて光沢があり、魚肉の外側は歯ざわりがよく、中身は柔らかくて、おいしくて口によく合う。やや酸っぱく、甘味があり、塩辛く、辛い味もある。名物軽食 牛肉粉、腸旺麺、涼粉、碗耳糕、雷家豆腐圓子、絲娃娃、破酥包、荷葉糍粑、黄粑、怪嚕飯、烤臭豆腐(発酵した豆腐の焼きもの)、恋愛豆腐果など。
腸旺麺
腸益麺とも言われ、貴陽市で最もよく知られている名物軽食。清の末期、明の初期に現われたといわれ、めん類、モツ、肉そぼろなどを主な材料とし、それに合わせる材料20余種類を組み合わせたもの。スープは赤色を呈し光沢もあり、細い麺は歯ざわりがよくてすべすべして、辛すぎることもなく、味が純粋でよい香りがする。
(三)特色のある飲食街
合群路
よく知られる夜店の軽食街。大通りにある軽食店は料理も安価で、自由自在に賞味することもできる。営業時間は夕暮れから深夜まで。焼肉、ニワトリの皮、生きた魚、ニワトリのモツ、野菜などのようなバーベキューができるものはなんでも賞味することができる。辛さが嫌でなければ、ツブ貝の炒めもの、イセエビの炒めものをおすすめしたい。
黔霊西路
合群路通りに近く、麻辣燙、火鍋、家庭料理のお店が建ち並んでいるので、貴陽市のグルメ愛好者が賞味にゆくスポットとなっている。
新華路
貴陽市の名物料理のお店が集まっているスポットで、通り沿いに建ち並んでいるレストランはデラックスな内装で特色がある。百鶏宴、七里香、毛家湘菜館のお店は新華路一帯で大人気。
蔡家街
この大通りの陽朗鶏は美味しくて、唐記店のものがやや優れている。
監務街
四川の名物料理が集まっているスポット。
(四)特色のあるレストラン
名称 種類 所在地 電話(地区番号86855)
福滿楼酒店 四川/貴州の料理 次南門茅台大廈 5954666
新大地酒楼 四川/貴州/火鍋の料理 外環東路 5932348
天意迎賓酒楼 四川/貴州/広東/海鮮の料理 遵義路58号 5578558
金黔食府 四川/貴州の料理 新華路106号 5526624
「北京週報日本語版」2007年7月9日 |