世界観光機関(WTO)の第80回執行委員会会議が12日、チュニジアの景勝地ハマメットで開幕した。31カ国の観光相または代表が出席し、観光協力、安全確保、持続可能な発展などの議題について討議することにしている。
世界観光機関執行委員会の主席、チュニジアのハダド観光相は開幕式で挨拶し、「世界観光機関は国連の専門的な機関として、ミレニアム開発目標を実現するために引き続き貢献し、加盟国の開発計画により強く支援すべきだ」と述べた。
また世界観光機関のフランジアリ事務局長は活動報告の中で、「ここ3年間、世界の観光業は新しい発展時期に入り、観光客の数は絶えず増えている。去年の観光客数は8億4200万人に達した。今年は去年より4%増加する見込みだ」と述べた。
「CRI」2007年6月13日 |