青海省にある高原の南部にある年宝玉則国家級地質公園の建設プロジェクトが全面的に始まった。
年宝玉則国家級地質公園は青海省の果洛チベット族自治州の久治県にある。この公園の建設は、中国第五回国家級地質公園審議会で採択された。年宝玉則はバヤンハル山脈に属し、標高の高い草原に聳え立つ珍しい山である。その主峰は一年中雪に覆われ、5平方キロメートルに広がる高原氷河がある。その壮観な氷と切り立った崖により、年宝玉則は神秘のベールに覆われている。ここの風景は折り重なる切り立ったり山々、雪に覆われた銀色の世界、真冬の雷、真夏の雪、風が吹くと鳴る石、明るい月と輝く星で知られている。
年宝玉則国家級地質公園はその博物館を主とする十数カ所のスポットを建設するほか、観光ステーションも建設するという。
広々とした青海高原ではすでに4つの風景名勝区が国家級地質公園に選定されている。今回国家級地質公園に選定されたのは年宝玉則のほか、ゴルムド(格爾木)崑崙山と互助北山の二カ所。2003年には黄南チベット族自治州尖扎県の坎布拉が、青海省初の国家級地質公園に評定されている。
青海省旅遊局の責任者は、国家級地質公園の建設は青海省の観光産業の発展を大きく促すだろうと言っている。
「北京週報日本語版」2007年5月18日 |