杭州の西湖観光地では、5月12日から、夜間観光が全面的に始まり、夜間も船を出して湖上で楽しむことができるようになった。夜間用船にはGPS(定位)システムが整備されている。
杭州市西湖遊船有限公司の責任者・陸紹栄さんの紹介によると、今月の20日前後には、宋代の皇帝の船を真似た西湖の最も豪華な遊覧船――「荃橈(チウアンラオ)」なども夜間の観光者を受け入れ、人々は船の中ですばらしい出し物の観賞もできるという。
市民や観光客たちは、静かな夜の西湖に漕ぎ出してこの詩に描かれているような夏の夜を味わうことができるだろう。
画舫(美しく飾った遊覧船)では「西湖夜景めぐり」ができる。乗り場は二公園、五公園、少年宮。白堤、平湖秋月、蘇堤、三潭印月、柳波聞鶯、音楽噴水をめぐり、一周約50分。断橋埠頭ではボートを借りて北里湖に漕ぎ出すこともできる。
この夜間観光は10月上旬まで行われる。
「北京週報日本語版」2007年5月16日 |