炎帝文化発掘のため、山西省長治市が炎帝苑の造園を決定した。炎帝苑は老頂山観光景勝地区の入り口に位置する、高さ数十メートルの炎帝像下に造園される。
史料の記載によると、華夏、すなわち中華民族の祖先である炎帝神農氏はかつて上党地区で千草を味わい、五穀を食し、人々を漁猟から農耕へ導き、遊牧から定住へとその生活様式を変えていく重要な分岐点となった。
今回の修築プロジェクトでは、作業内容を炎帝苑造園と炎帝苑商店街建設に二分化、4つの大広場と5つの小広場の造設もこの中に含まれる。炎帝苑は長治市東西の主軸となる太行街の東端に位置し、同市が掲げる「東に山あり西に水あり、山水園林の文化都市」な街づくりに重要な要素とされ、炎帝苑商店街もまた同プロジェクトの背景により建設が進められ、総造設面積は9万8000平方メートルとされる。
「北京週報日本語版」2007年4月3日
|