『中国旅遊報』主催の全国特別テーマ観光商品買付シンポジウムがこのほど北京で開かれた。全国の100余社の中小旅行社の代表と観光業界の専門家は共同で観光商品の開発について検討した。
ここ数年、フリーコース、特別テーマ観光コースの興起で、中国の観光市場は大きな発展をとげたが、市場の変化によって、数多くの中小旅行社はより激しい競争に直面している。中小観光企業は資金、画策、運営の実力が足りないため、観光商品を革新するのは困難である。最近開発した「万里の長城シリーズ」や「ボーイスカウトサマー(ウィンター)キャンプ」などの特別テーマ観光商品は数多くの中小旅行社に認められるようになった。
魏小安中国社会科学院研究員は「中国観光市場の価格競争、不正競争がきびしい背景の下で、特別テーマ観光商品の開発は中小旅行社の業務発展にとって重要なチャンスとなる」と見ている。
「北京週報日本語版」2007年3月23日
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