台湾側がこのほど、福建省住民に台湾・澎湖島の観光を開放すると発表したことを受けて、同省厦門(アモイ)の観光業界は19日、澎湖県旅行商業同業公会.と会見し、澎湖島観光について具体的な事柄を話し合った。これに先立ち、厦門の各大手旅行会社と澎湖島の観光業者は、金門島(福建省)と澎湖島を結ぶ観光ツアーを4月中旬に開始し、このために台湾の立栄航空による金門-澎湖間のチャーター便を就航させることですでに初歩的な合意に達している。厦門の観光業者は4月1日、考察団を組んで金門島を訪れ、厦門、金門、澎湖の三者が細かい点について最終的な決定を合同で行う予定だ。
現在決定している路線は、厦門から海上ルートで直接金門島に行き、金門空港から観光チャーター機で澎湖島の馬公空港に行くというもので、これが現在の澎湖島観光の最も速い路線となっている。同ツアーの初期設定価格は、現時点で3700元前後。
「人民網日本語版」2007年3月21日
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