今年の春節「旧正月」期間に北京では9つの廟会(縁日)が同時に開かれる。厰甸廟会、東岳廟廟会、竜潭湖廟会、地壇廟会、蓮花湖廟会、大観園紅楼廟会、朝陽国際風情祭、石景山遊園地の「北京西洋廟会」、東城区室内廟会などだ。このほか旧暦の1月15日前後に、朝陽区や燕山で灯籠祭り、竜慶峡谷で氷祭りなどが開かれる予定。
北京市文化局の阮蘭玉副視察員によると、厰甸廟会では「第3回無形文化遺産展」を開催。東岳廟廟会では民間人の雑技を紹介し、地壇廟会では伝統工芸家が得意の技を披露するほか、竜潭湖廟会でも無形文化遺産である古い北京の物売りの声が再現される。
民俗ばかりでなく、様々な催し物が計画されている。朝陽国際風情祭では、素晴らしい笑顔の写真を2008枚募集した後、市民の投票で入選作を決定し、縦6メートル、横30メートルのパネルにして朝陽公園で展示する。入園者の投票でベスト10を選ぶ予定だ。
08年の今年、縁日の焦点はやはりオリンピック。各会場では写真展や写真コンクール、知識コンクール、専門講座などオリンピックにちなんだイベントが開かれる。
「北京週報日本語版」2007年2月13日
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