北京市の星なしホテル253カ所が26日、北京市が定める宿泊サービスの基準に合格し、2008年オリンピック開催時に宿泊客の受け入れ可能なホテルとして認められた。
北京市観光局の熊玉梅副局長によると、今回認定されたホテルは契約済みの一つ星以上のホテルとともに、来年第1四半期(1~3月)に、北京五輪組織委員会の公式サイトにリンクされる。観光客はネット上でホテルや旅館に直接予約できるようになるという。全てのホテルのホームページには中国語、英語、フランス語の3カ国語版が用意される。
2008年の北京五輪は海外から延べ50万人が訪れるとみられ、北京市は57万人分の宿泊場所を用意する計画だ。熊副部長は「北京には三つ星クラス以上の客室が少ないため、ニーズに応えることができない。現在80の三つ星~五つ星クラスのホテルが建設予定である以外に、来年はホテルの評価を進めることにも力を入れる」と述べた。
「人民網日本語版」より2006年12月30日
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