中国の2006年の入国観光客数は1億2400万人になるとみられ、観光客受入数で世界4位に、観光による外貨収入は世界6位になると推計される。
国家観光局が発表した「入国観光を大きく発展させることに関する指導意見」によると、2006年に中国へ入国し、宿泊した観光客数は延べ4960万人で、観光業による外貨収入は335億ドルに達した。入国観光は中国最大の国際サービス貿易分野になった。入国観光の発展情勢も良好で、客源はグローバルに広がっている。香港・澳門(マカオ)・台湾市場は安定発展期を迎えており、外国人市場もスピード成長期に入った。日本、韓国、東南アジアといった旧市場の安定成長に加え、欧州、北米、ロシア、インドなどの新興市場も成長を速めている。南米、中東、アフリカなども、潜在的市場として見え隠れしている。
経済のグローバル化、地域経済の一体化が深まるにつれ、各種のリソースが世界的範囲で流動している中で、世界の観光市場も徐々に融合・連動の方向へと向かっており、世界の観光業は引き続き成長の勢いを保つだろうと国家観光局は分析している。
「人民網日本語版」より2007年1月15日
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