最高人民法院、死刑審査・批准制度を改善 死刑の二審は完全公開
肖揚院長は最高人民法院活動報告で、最高人民法院は死刑の審査・批准制度を改善したと語った。
今年1月1日からの死刑適用案件の審査・批准権の一本化がスムーズに行われるようにするため、最高人民法院は思想、制度、組織および物質面の設備などの面で周到な準備を行った。死刑適用案件一審、二審および審査・批准制度をより完ぺきなものにした。最高人民検察院と共同で『死刑二審の開廷審理の手続きにおけるいくつかの問題に関する規定』を制定し、死刑適用案件の二審における全面的な公開審理が実現された。優秀な人材を抜てきし裁判官陣を充実させ、すでに2期の全国刑事裁判官養成講座を開設した。さまざまな方法で各クラスの人民法院の認識が統一するよう指導し、断固とした厳格なコントロール・慎重な死刑適用という刑事政策を実施し、死刑はごく少数の罪状が極めて重く、社会への悪影響が極めて大きく、犯罪の証拠が充分で、法律に基いて死刑を処すべき犯罪者に適用されることを確保している。
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