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本誌記者の特別報道  
老齢産業は発展性のある産業

本誌記者 蘭辛珍

老齢化は中国の社会に難題をもたらすと同時に、老人に奉仕する一部の関連産業は社会に商売のチャンスをもたらしている。難題をもたらすと同時に、老人に奉仕する一部の関連産業は社会に商売のチャンスをもたらしている。3月10日、全国政治協商会議委員・全国政協老齢基金会会長李宝庫氏は「老齢産業は発展性のある産業で、将来は大きく発展する」と語った。

同氏によれば、老齢人口はすでにぼう大な人の群れとなっており、それによってもたらされる老人用品と老人奉仕の需要は大きな市場である。しかし、中国の老年産業はいま始動段階にあり、市場は成熟するまでに発達しておらず、政策も整備されていない。中国政府と老齢問題の理論界、それから企業界も、この問題を真剣に検討、解決している。

李宝庫氏はさらに「いま最も大事なことは家での養老に奉仕することであり、都市の高齢老人を専門に看護することである」と語った。

同氏によれば、家での養老に奉仕し、都市の高齢老人に専門の看護を提供するのは最も大事なことである。というのは、中国の養老方針が家での養老を基礎とし、コミュニティーの養老を拠り所とし、機構の養老を補充としているからである。中国の老人の99%は自分の家で晩年を過ごしている。

李宝庫氏は「温総理は政府活動報告の中でとくに『家での養老に医療とその他の奉仕のネットワークを提供しなければならない』と提起している。これはわれわれが真剣にやらなければならないことである」と語った。

同氏によれば、調査によると、いま北京、上海、広州などの都市に子供のいない老人の家庭は30%~50%を占めている。これらの家庭のうち、自分で生活のできない老人は1500余万人もいる。これは都市の高齢老人を専門に看護することに商売のチャンスをもたらしている。

調べによると、いま社会各界、とくに民営企業は都市の高齢老人に専門の看護奉仕を提供する「愛心看護プロジェクト」にこの上なく大きな関心をもっており、これに積極的に参加しているという。現在、愛心看護プロジェクトは100余りの機構で試行している。

「北京週報日本語版」  2007年3月14日

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