「卵の黄身が赤くなった」アヒルのタマゴは発ガン物質のスーダンレッドを含有しており、マキガイは広州の管円線虫病を誘発し、ガンギエイ体内の薬物残留は規準を超えている……2006年に食品の安全問題が次々と現れ、度々メディアの関心の焦点となり、関連政府部門は食品の安全に対し一刻も手を緩めてはならないよう注意している。
当面、最も手を焼いている問題は、いかにして数が多く、生産場所を見えない手作業職場風の企業に対しいかにして効果的に監督・管理を行うのかということである。ここ数年来、各地はすべての「地下小工場」に対する取締りを食品安全の問題を解決する措置の1つとしてきたにもかかわらず、少数の監督・管理者が不法な行商人とぐるになっているため、劣悪品やニセモノを生産したり販売したりする現象が依然として時々発生している。
往年の「両大会」で、かつて「10の部門でも1食卓の料理までも上手に管理することはできない」と鋭く指摘した代表・委員がいた。それは関連部門が措置を取って食品の安全を確保するように促すことになった。今年の「両大会」で、彼らは引き続き食品安全の監督・管理を強化し、人々が安心して食べられることを確保することをめぐって意見を発表することになろう。
「北京週報日本語版」 2007年3月3日
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