2006年の中国の労働力の供給増加分はピークの値に達し、総供給人数は急速に増えたが、しかし経済成長の就業弾力性は比較的低く、労働力の就業難度は大幅に増大し、労働力総数は依然として供給が必要をはるかに上回っている。多くの求職者にとって、2006年はかなり困難な年であった。
事実上、就業・再就業の面で、多くの難問が政府と社会各界の前に並べられている――貧困地区、困難の大きい業種と層の就業問題はいっそう際立っている。農村労働力の移転就業の規模が大きくなり、就職サービスは差し迫って強化が待たれている。大学・短大の卒業生は依然として構造的な就業の難問に直面している。生産能力の過剰、経済の揺れと貿易の摩擦によって誘発された就業リスクがふくらんでいる…… 。
就業・再就業は多くの代表・委員の長期にわたって関心を持つ問題である。過ぎ去った1年の中で、彼らは大量の調査・研究を行うとともに、今年の「両大会」で異なった角度から議案と提案を提出するつもりでいる。彼らはどのような更に効果的で更に科学的な解決方法を打ち出すことになるのか?、この問題は社会が期待するところである。
「北京週報日本語版」 2007年3月3日
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