中国外交部(外務省)の洪磊報道官は15日の定例記者会見で「上海飛行情報区内の航路開設は中国の民間航空の発展にとって必要であり、早くも2007年には国際民間航空機関から承認とコード番号の割り当てを得ている」と表明した。
――中国民用航空総局による南東沿海部の民間航空航路増設について、米国務省のハーフ報道官が「米側の主たる関心は国際航空の安全の維持と強化だ」と述べたことについて、コメントは。
近年、海峡西岸区域のフライト数が著しく増加し、航路の深刻な渋滞、フライトの遅延率の高まりを招いている。上海飛行情報区内の航路開設は関係区域の飛行の安全水準を高め、旅客の権利や利益を保障するために必要であり、中国の民間航空の発展とっても必要であり、中国民用航空総局による空域管理の通常の取り組みだ。早くも2007年には中国民用航空総局と米連邦航空局が協力して安全評価を終え、国際民間航空機関(ICAO)から承認とコード番号の割り当てを得ている。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月16日 |