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中比の南中国海紛争に関する事実と観点
  ·   2016-07-13
タグ: 南中国海;海洋権益;政治
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南中国海諸島は中国の固有の領土である 

 中国の南中国海諸島には東沙諸島、西沙諸島、中沙諸島と南沙諸島が含まれる。中国は南中国海諸島および関係海域を最も早く発見し、命名し、また開発・利用し、南中国海諸島および関係海域に対する主権と管轄を最も早くかつ継続的、平和的、実効的に行使してきた。明・清時代に作成され、今に伝わる『更路簿』は、中国人民の南中国海諸島における生活と生産・開発の活動を記録し、南中国海諸島に対する命名を記載している。南中国海諸島に対する中国の主権と南中国海における関係権益は長い歴史の過程で確立されたものであり、十分な歴史的、法理的根拠を有している。 
 1933年、フランスは南沙諸島の一部の島嶼・礁に侵入し、「9つの小島事件」を起こした。中国政府は一連の措置を講じて主権を防衛した。1935年に、中国水陸地図審査委員会は、『中国南中国海各島嶼図』を編纂・出版し、公布した。 
 日本は中国侵略戦争の期間、かつて中国の南中国海諸島を不法に侵略し占領したことがある。世界反ファシズム戦争と中国人民抗日戦争の進展に伴い、中米英の三カ国は1943年12月に『カイロ宣言』を発表し、日本は盗み取った中国の領土を中国に返還しなければならないと厳粛に言い渡した。1945年7月、中米英の三カ国は『ポツダム宣言』を発表し、そのうちの第8条で、「『カイロ宣言』の条件は必ず実施されなければならない」と明確に規定した。1945年8月、日本は『ポツダム宣言』を受け入れ無条件降伏することを宣言した。 

 

1943年11月、中米英三カ国の首脳がエジプト・カイロで会談した(左から、蒋介石、ルーズベルト、チャーチル)。 

 

1943年12月、中米英三カ国政府が共同で『カイロ宣言』を発表し、日本は盗取した中国の領土を返還しなければならないと定めた。 

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