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北京週報>>経済  
中国経済のモデル転換は外資に長期的な信頼感与えた

 

 過去30数年間と比較すると、現在の中国は国内総生産(GDP)の増加率が7.5%前後に鈍化しており、多くの人がこのペースは遅すぎはしないかと懸念する。だが実際には、飛躍的な速度で発展を遂げた国はどこも、やがて調整の時期を迎え、より合理的で持続的な発展を実現するのが常なのだ。(文:ダグラス・オーバーヘルマン氏 米国の建設機械メーカー・キャタピラーの会長)

 私は中国政府が主体的かつ適切に経済成長ペースを緩めていることを支持する。これによって中国経済全体の発展が長期的で持続可能な状態を維持できるようになるからだ。数字の上での鈍化よりも、中国が今直面する経済成長モデルの転換がもっと重要であり、もっと大きな任務だといえる。転換を適切に進められれば、中国が今直面する経済のペース鈍化は、中長期的にみて中国により健全な発展モデルをもたらすものになる。

 中国は今まさに、経済大国から経済強国へと移り変わるさなかにあることが見て取れる。中国政府の改革プランは実に全面的で力強い。改革プロセスで発生する課題は一つ一つ解決されることを確信する。私は中国が世界に一層融合しようと願うこと、世界経済に対しより大きな役割を再び発揮しようとしていることを非常にうれしく思う。すべての外資系企業が中国の発展に高い関心を寄せること、中国が世界に一層融合した後には、多国籍企業と中国とがより大きな共通の利益を得られるようになることを私は確信する。中国の長期的な発展という利益を考えれば、おのずとよい結果がついてくる。

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