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北京週報>>経済  
中国の食糧生産が安定、輸入拡大を回避

中国の2013年の食糧生産量は6億200万トンに達した。しかし、このほど発表された「中国食物・栄養発展綱要(2014−2020年)」(以下、同綱要)は、2020年までに中国の食糧生産量を5億5000万トン以上で安定させるとした。この目標はなぜ現在の生産量を大幅に下回っているのだろうか?中国農業部(省)発展計画司副司長の張輝氏が、次のように説明した。人民日報が伝えた。

同綱要の5億5000万トン以上という目標は、主に次の三つの点に基づくものだ。(1)食糧とは主に穀物を指す。同綱要の食糧生産量の目標は、主に穀物生産量を5億5000万トン以上とすることを指している。(2)この目標は最低目標だ。中国の2013年の食糧生産量は6億200万トンに達し、そのうち3大穀物の生産量は5億4300万トンに達した。同綱要の5億5000万トン以上という目標は最低目標に過ぎず、上限を設定しなかった。これは今後の生産・消費のダブル増加の余地を考慮したためで、現在の生産量・消費量とも矛盾しない。(3)この目標は、政府が発表済みの計画と結びつくものだ。政府は2008年に「国家食糧安全中長期計画綱要(2008−2020年)」、2009年に「全国食糧生産能力1000億斤追加計画(2009−2020年)」を発表し、2020年の食糧生産目標をそれぞれ5億4000万トン、5億5000万トンと設定した。同綱要は、この二つの計画が打ち出した目標を十分に検討した。

◆自給自足、国家食糧安全の立脚点に

中国は長期的に、基本的な自給自足という食糧政策を維持してきた。中国は多くの人口を抱える国であり、10数億人の食事の問題を安定的に解決することは、国家安全保障にとって最も重要だ。国際市場の穀物貿易量は、中国の食糧消費量の半数のみで、中国が輸入できる食糧資源は非常に限られている。ゆえに自給自足は、国家食糧安全保障という戦略の立脚点である。つまり中国人のお椀を常にしっかりとつかみ、お椀に盛られるのは中国の食糧でなければならないということだ。

◆食糧の大量輸入の予定はなし

中国の昨年の穀物輸入量は1500万トン弱に、大豆輸入量は6000万トン超になったが、これには二つの原因がある。まず1つ目は、国内の需要。消費水準の向上に伴い、高品質の食糧、品種の豊富化の需要が拡大を続けている。2つ目は、世界の食糧が割安という点だ。また、輸入量は近年増加を続けているが、穀物の輸入量が国内の生産量に占める比率は約2.5%と低く、安全でコントロール可能な範囲内だ。品種を見ると、中国の小麦とイネの供給はバランスが取れており、トウモロコシの供給もバランス化に向かっている。政府はトウモロコシ生産を政策面から支援し、面積と生産量が拡大し、需給の不足に大きな変化は生じていない。2013年に国内でトウモロコシが豊作となり、生産量が200万トン以上増えた。同期の輸入量は326万6000トンと、前年比で4割弱の減少を見せた。政府が今年、農家・農業に対する政策支援を拡大するに伴い、畑の水利などのインフラが改善され、農業の自動化水準が向上し、科学技術の農業生産に対する寄与度が引き続き高まる。食糧総合生産能力が強化される中、国内の食糧の需給バランスは安定し、穀物の輸入が急増することはない。

「人民網日本語版」2014年2月20日

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