「4Gのエントリープランは、1カ月分の通信量を6秒で使い果たしてしまう」という説がネット上で広く伝わっており、多くのネットユーザーは4Gの使用料が高いと感じている。中国移動(チャイナ・モバイル)の北京支店である北京移動は昨日、4Gの通信プランの契約に伴い毎月1GBの通信量をプレゼントするキャンペーンを発表し、間接的に4G使用料を引き下げた。新京報が伝えた。
◆4Gユーザー、毎月通信量を無料で提供
中国工業情報化部(省)は今月上旬に4G営業許可証を交付した。中国移動が率先して4Gの実用化に取り組み、新しいものが好きな多くのユーザーを集めている。3Gの通信速度を大幅に上回る4Gはユーザーを魅了しているが、その使用料に異議が出されている。
あるネットユーザーは、「月額50元(約850円)で600MBのプランは、通信量が少なすぎる」と語った。某メディアは「4Gの通信速度は100Mbpsに達するとされているが、600MBの通信量は6秒で消耗されるのではないか」と疑問を呈した。中国移動はこの計算は正確ではないと反論したが、4Gの使用料が3Gとそれほど差がつけられていないことに対して、ユーザーは不満を抱いている。
北京移動の関係者は25日、「12月25日から2014年3月31日までに4G通信プランの契約を結んだユーザーに対しては、その後12カ月に渡り毎月一定量の通信量を提供する。また契約した月にも、一定量の通信量を提供する」と表明した。
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