中国銀行国際金融研究所は20日「マクロ経済・金融展望報告2014」を発表した。報告によると、現在人民元は段階的に上昇しており、2013年11月末までに対米ドルですでに2.5%上昇。人民元相場は長年の上昇を経て、均衡水準に近づきつつあり、上下双方向の変動基調を強めるだろう。
報告によると、今後人民元相場は変動性を強める。中国の経済構造はよりバランスの取れたものになり、大規模な貿易黒字は計上せず、人民元の持続的上昇を支えるのは難しくなる。中国人民銀行は為替介入を徐々に減らし、市場需給の為替相場形成作用が強まり、人民元相場の変動性が強まる。また、米国の金融政策が正常化へと向かう。中国も資金流入の減少、さらには段階的流出に直面し、人民元為替に大幅な変動圧力がもたらされる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月22日
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