このほど開かれた中央経済活動会議では、安定した透明で公平な投資環境を作り出し、投資家の合法的な権利を着実に保護する必要があるとの見方がうち出された。外資導入額は10カ月連続で増加しており、ここから中国の投資環境が引き続き優れたものであること、外資導入をめぐる総合的な優位性が依然として突出していること、対中投資への外資系企業の信頼感には変わりがないことがうかがえる。人民日報が伝えた。
中国の外資環境をめぐる一連の研究報告でも同様の見方がうち出された。たとえば世界的な経営コンサルティング会社のA.T.カーニーが発表した2013年度外資系企業直接投資信頼感指数報告によると、人口が多く、個人所得が増加を続け、都市化が加速していることなどから、中国市場には引き続き強い吸引力があるという。
年初以来、投資の利便化をさらに推し進める措置が相次いで打ち出された。たとえば投資の審査・承認をめぐる一連の項目の削減や委譲、登録資本金の制度を法定登録資本に基づくものから実際に集めた資本に基づくものへと変更、工商登記手続きの簡素化といった商業登記の改革が行われた。
現在、商務部(商務省)は外資管理体制の改革を深化させるための次の措置を検討しており、今後は外資系企業を含む市場主体である各種企業のためにより公平、公正で規範化された透明な競争環境を作るために努力する。開放の拡大や投資への参入をめぐり、次の4つの取り組みを重点的に行うという。
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