中国国際貿易学会ブランド管理センターによる「粉ミルク薬局販売プロジェクト」の初試行ブランドに選ばれたワイスの乳幼児用粉ミルクは、すでに工場から出荷されており、今後指定薬局の販売に供給されることになる。京華時報が伝えた。
ワイスは昨日、具体的な薬局名と販売を実施する都市を明かさなかったが、同社が薬局に提供する粉ミルクの品質は、スーパーで販売されている商品と完全に一致するとした。
記者は昨日、中国国際貿易学会ブランド管理センターに連絡し、薬局で販売される粉ミルクのブランド、販売価格、市場の将来性などについて問い合わせた。しかし同センターの担当者は、現時点ではいかなるメディアの取材にも応じられないと語った。
9つの部・委員会が今年6月に発表した「乳幼児用粉ミルクの品質安全業務の強化に関する意見」は、中国が薬局の専門カウンターで乳幼児用粉ミルクを販売する制度を試行するとしていた。中国商務部中国国際貿易学会がその後積極的に介入し、北京市と江蘇省を「試行先」に指定した。しかしこの新たな販売ルートを開拓し、消費者の信頼を得ることが出来るかについては、疑問の声が後を絶たない。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月22日 |