第114回中国輸出入商品交易会(広交会)が15日に広東省広州市で開幕した。広交会のスポークスマンを務める中国対外貿易センターの劉建軍副センター長の説明によると、人民元の国際化プロセスを加速させるため、今回の広交会では取引額を「人民元建て(米ドル換算)」の形式で発表するという。人民日報が伝えた。
劉副センター長は注目を集めるバイヤーの話題について、今回の広交会は開幕の時期がイスラム教の伝統的祝日「ゴルバン祭」に重なったが、やり方を一新したきめ細かなバイヤー招致が功を奏して、海外から参加するバイヤーの数は安定し、前回並みの水準になったと述べた。
今回の広交会では、輸出ブースのエリアに5万8651のブースが並び、前回を20ブース上回った。このうちブランドのブースが20%、一般のブースが80%だ。輸入ブースのエリアは前回に続いて第1期と第3期に設置される。展示面積は2万平方キロメートルに上り、世界40カ国・地域の企業542社が出展し、10カ国・地域のブースブロックが設けられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年10月15日 |