10日に発表された「2013年新華-ダウ・ジョーンズ国際金融センター発展指数」によると、国際金融センターの上位10都市には、ニューヨーク、ロンドン、香港、東京、シンガポール、上海、パリ、フランクフルト、シカゴ、シドニーが並んだ。新華網が伝えた。
過去3年間のランキングを総合的に検討すると、上位10都市はサンプル都市45カ所の中で最も安定しており、上位6位まではニューヨーク、ロンドン、香港、東京、シンガポール、上海が毎年入れ替わっていることがわかる。
▽1位:ニューヨーク 4年間トップ
2010年に同指数が発表されるようになってから、米国のニューヨークはその高い実力により4年連続で首位を保った。米国はもとより世界の経済の中心として、ニューヨーク金融市場の完成度や発展レベルには疑問の余地がない。道幅11メートルのわずか1マイル(約1.6キロメートル)足らずのウォール街に、世界レベルの銀行、証券取引所、保険会社などの金融機関が集結し、ニューヨーク証券取引所では連日、巨額の金融取引が行われている。だが13年には「成長発展」の項目で前年を下回り、上海、香港、ロンドンに次ぐ4位に順位を下げた。10年と11年も4位だった。