9月、スマートフォン市場はこれまでになく過熱している。小米科技（Xiaomi）、サムスンから次々と新製品が投入され、アップルもすぐに発表の予定がある。この戦いを抜け出すのはどのメーカーか。9月4日、サムスン電子はドイツのベルリンで開かれたUnpacked　2013　Episode　2という新製品発表会で、Note　3を発表。同日、ソニーはOne　Sony戦略の第一弾として--Honamiをお披露目した。9月5日、小米は北京国家会議センターで「屠竜刀」--小米M3を発表した。国際金融報が伝えた。

「基本的なハードの性能では全世代機種より大幅に良くなっている」。IT専門アナリストの唐欣氏によれば、小米3もサムスンのNote3もハードの性能はどれも向上しているが、機能や目新しさというところでは欠けたところがあり、大きな変化は見られなかったという。

「スマホの同質化は深刻だ」。北京叡信致成管理顧問有限公司の共同経営者王丹青氏によれば、目下スマホ市場に出回っている製品の外見はどれも、大型ディスプレイとホームキーがあり、新しさに欠ける。だが、同じメーカーのコア戦略はやはり細分化市場だという。王丹青氏はサムスンもソニー、小米も細分化市場ではそれぞれ異なっている。サムスンが今回投入したNote3はミドルハイエンド製品の位置づけだが、小米は市場競争で頭角を表すことができるが、実際は商業概念から離れられない。今回販売した小米3も堅固で、現在の細分化市場の顧客ニーズを満足するだろうが、これまで販売していた1000元機種の紅米は小米の一次市場を模索している。