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北京週報>>経済  
中米欧それぞれに順調 世界経済の回復を牽引

▽中国経済が新たなステージに 中ペースの発展が主流

香港上海銀行(HSBC)が4日に発表した8月の中国のサービス業PMIは、7月の51.3ポイントから52.8ポイントに上昇した。さきに同行が発表した同月の製造業PMIは前月の47.7ポイントから50.1ポイントに上昇した。製造業とサービス業がともに拡大傾向を示したのは、5月以降で初めてのことで、総合生産価格は6カ月ぶりに増加に転じた。

シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行の経済アナリスト全徳健さんによると、PMIデータだけでなく、輸出や投資など一連のデータから、7月から8月にかけて中国経済が安定に向かっていることがわかり、今年の経済成長率は目標の7.5%に到達できる見込みだ。ここから中国政府の緩やかな成長政策が効果を上げ始めていること、マクロ調整が適切にコントロールされていることがわかるという。

陳所長によると、中国経済は新たなステージに入り、中くらいのペースの発展が主流だ。中国経済は32年にわたって10%の成長率を維持し、GDPの国民一人あたり平均は毎年9%増加し、6億人が貧困状態から脱し、世界中を驚かせる奇跡を成し遂げた。これからの中国経済が中ペースの発展に落ち着くのは、発展の法則からいって当然のことだ。またこれからの中国経済は構造の改善、産業のグレードアップ、科学技術イノベーション、改革の深化といった経済のグレードアップ措置をうち出し、中ペースで健全かつ持続可能な発展へと移行していくとみられる。中国経済の適度なペースダウンは世界にとって好ましいことだ。成長率が7.5%になっても、中国は主要経済体の中で唯一際だった成果を挙げ続けるとみられる。

また陳所長によると、これからのグローバル経済は米国を中心とした先進国と中国を中心とした新興経済体とがともに牽引するようになり、世界経済は力強く、持続可能で、バランスの取れた成長という目標を実現できる見込みだという。(編集KS)

「人民網日本語版」2013年9月6日

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