8月30日、北京市石景山区は北京インターネット金融産業基地の設立を発表した。石景山区が中関村サイエンスパーク石景山園にある西山匯、北I区及び新首鋼ハイエンド産業総合サービス区の一部エリアを基礎に、建築面積20万平米のインターネット金融産業基地にしていく。石景山区は年間1億元の資金を投入してこのインターネット金融基地の建設をサポートする。金融会社や投資専門機構が共同出資して設立した網信有限公司がここに初参入するインターネット金融企業となった。国際金融報が伝えた。
インターネット金融とは、インターネットや移動通信の技術を利用して、融資や支払い、金融仲介などの業務を行う新しい金融モデルだ。網信金融情報サービス有限公司は、「インターネット金融総合企業」として「金融包摂」を発展目標に掲げ、「P2Pやクラウドファンディング、決済のプラットフォームを中核に据え、まずはP2P、衆●網(クラウドファンディングサイト名)、第一支付(決算サイト名)などのインターネットサイトを立ち上げた。網信公司は、清華大学五道口金融学院と戦略的パートナーシップを提携し、その傘下にあるインターネット金融ラボから施策上や技術的なサポートを受けることになっている。網信公司の盛佳CEOは、「現在の金融を取り巻く好意的な環境で、金融の思考性を刷新し、技術的なプラットホームや豊富な業務モデルを先取りして、インターネットの信用性に尽力し、理想的なインターネット金融サービスの発展の道を切り開いていきたい。そして、中小企業の金融サービスに役立つ、効果的で許容性のある金融体系構築に貢献していきたい」と語っている。(編集EW)
*●はたけかんむりに寿
「人民網日本語版」2013年9月3日 |