▽多くの省で成長率が鈍化するも全国平均は上回る
今年上半期には全国各省区市で安定した経済活動が行われたが、GDP成長率が鈍化したところが多かった。北京の上半期の増加率は第1四半期(1-3月)比0.2%低下したが、前年同期比では0.5% 上昇した。河北省は第1四半期比0.4%低下した。雲南省は第1四半期比0.2%低下し、前年同期比0.9%上昇した。
浙江省は唯一、第1四半期に比べて成長率が低下せず、前年同期比では0.9%上昇した。
だが同チャンネルがまとめた統計表をみると、すでに報告を発表した20省区市のGDP成長率はいずれも全国平均の7.6%を上回ったことがわかる。
▽20省区市のGDPは全国に接近 規模最大は広東、最少は寧夏
同チャンネルが発表した20省区市の上半期GDPデータを合計すると23兆3505億2100万元となり、全国の24兆8009億元と1兆4503億7900万元しか変わらない。
20省区市のうち経済規模が最も大きかったのは前期に続いて広東省で、2兆8465億9200万元に達した。2位は江蘇省の2兆7604億元、3位は山東省の2兆5958億2千万元。この3省で全国のGDPの 約3割を占めた。
寧夏は最下位で1008億1600万元にとどまり、上位3位のどの省の20分の1にも満たなかった。後ろから2位は雲南省で4640億5900万元、同3位は広西で5810億1800万元だった。
まだ上半期の経済報告を発表していないところは、黒竜江省、吉林省、遼寧省、内蒙古(モンゴル)自治区、山西省、甘粛省、青海省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、海南省、貴州省、西蔵( チベット)の11カ所。同チャンネルは今後も各省区市の半期経済報告に注目していくという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月24日
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