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北京週報>>経済  
5月のCPI上昇率 トップは青海省

野菜価格の大幅低下が5月のCPI上昇率低下の主な原因だ。同局が発表したデータによると、今年5月には野菜価格の下げ幅が過去10年間の平均を上回り、前月比で13.8%低下し、CPIを前月比0.5%近く低下させ、CPIの前月比低下幅のうち8割以上を野菜が占めた。広東省を例に取ると、5月のCPI上昇率は前年同月比1.7%上昇し、前月比では0.5%の低下にとどまったが、野菜価格は12.0%低下して、CPI上昇率を0.44%引き下げ、CPIに対する寄与度は62.9%に達した。

▽穀物価格の上昇によるCPI上昇には警戒必要

5月の物価には底を打った感があり、ある分析によると、将来の物価情勢には小幅の反転上昇が起こる可能性があり、穀物価格の上昇によるCPIの上昇には警戒が必要だという。あるデータをみると、5月には穀物価格が前年同月比5.1%上昇し、物価の全体的な水準を約0.15%押し上げている。

中国人民大学財政金融学院の趙錫軍副院長は取材に応える中で、未来の物価は引き続き安定を維持し、非常に大きな変動は起こらないとみられるが、異常気象がもたらす農業副産品の価格変動には警戒が必要だ。今年は異常気象が多発しており、農業副産品の生産や輸送に影響が出やすく、ひいては穀物などの価格上昇につながる可能性があり、注意が必要だという。

業界内の専門家によると、下半期に物価は上昇傾向を示すが、経済成長ペースの鈍化、工業製品価格の継続的な低下といった要因の影響を受けて、通年で物価上昇率を3.5%に抑えるという目標の達成はそれほど難しくはないという。(編集KS)

「人民網日本語版」2013年6月18日


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