■中国戦略を積極的に推し進めるインフィニティ
日産傘下の高級車ブランド、新型スポーツセダンのインフィニティ「Q50」が上海モーターショーでアジア初公開された。世界初となる新技術「ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」と「アクティブ・レーン・コントロール」を搭載。高性能ハイブリッドモデルはわずか5秒で時速100キロまで加速できる。来年春にまず3.7リッターガソリンエンジンモデルを中国で発売する。
インフィニティは上海モーターショーを機に来年中国で現地化生産を始めるQ50LとQX50Lも発表した。
「中国はインフィニティの世界発展戦略の鍵を握る。Q50LとQX50Lの現地化生産は、中国での発展戦略を一段と後押しする」とインフィニティのヨハン・ダ・ネイシン社長は語った。
インフィニティはすでに60店余りの販売代理店ネットワークを確立し、中国の主要都市をカバーしている。北京と成都には世界的なフラッグシップ店も設置し、「ファーストクラス」式のサービスを提供。今後はこのモデルを上海と広州にも導入する。
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