■工場・ショールームの閉鎖、エアコン事業に注力
パナソニック本社の新再建計画に呼応し、中国法人も「一進一退」の事業調整を行った。パナソニックは先週月曜日、北京のショールームを閉鎖した。
パナソニックは閉鎖の原因について、「ショールーム設立当初の目的は、当社の中国におけるブランド価値向上だった。この目標はすでに実現されており、グループの事業構造モデルチェンジに合わせ、閉鎖を決定した」と表明した。パナソニックは今年1月にも、上海のプラズマテレビ組立工場を閉鎖していた。
しかしパナソニックは先週金曜日に広州で、壁掛け型・据え置き型の「PM2.5除去」および省エネを強調する、34種の新型エアコン製品を発表した。パナソニックはまた、広東省に空気清浄機の工場を設立すると発表した。
パナソニックは中国家電市場に進出してから、「黒弱白強」の構造に陥っている。業界関係者は、「パナソニックは中国テレビ市場から全面撤退する可能性がある」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月1日 |